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日本拳法は1932年、故 澤山宗海(さわやまむねおみ)先生によって創始された武道である。
拳法の本来は、いうまでもなく武道である。だが、同時に、スポーツとしてその快味を楽しむこともできるし、また、体育として心身を陶冶することもできる。これは、その受け取り方によって、できてくる相違である。だがしかし、拳法自体は元来一つのものであって、その受け取り方のいかんによって、変わるものではない。これは、修業者がよく銘記せねばならないことである。 |
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日本拳法の修練は、道を求めての修行である。道を得れば日本拳法は武道形成が果たされ、倫理・徳を有する人間形成がなされ、これによって自己の生存に意義と自信を見出し、生き甲斐を得るものである。 |
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